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論文

中性子を用いた創薬標的蛋白質の立体構造解析

安達 基泰; 黒木 良太

蛋白質 核酸 酵素, 55(1), p.82 - 87, 2009/12

中性子を使うとその独特の性質から蛋白質の水素原子を含む全原子の観測が可能である。特に蛋白質における分子認識や化学反応のメカニズムの解明において水素原子を観測する意義は極めて大きい。われわれはこのような性質を有する中性子を利用して創薬標的蛋白質の立体構造解析を行っている。その一つの例として抗エイズ薬の標的分子であるHIVプロテアーゼと遷移状態アナログとして設計された阻害剤との複合体の中性子結晶構造解析の結果を紹介する。新たに観測された触媒残基と阻害剤の相互作用様式は、触媒機構解明やより阻害活性の高い医薬品候補分子の設計に有用な情報を与える。

論文

粉々になったゲノムをもとどおりにつなぐ; 伸長合成依存的な鎖対合モデル

鳴海 一成

蛋白質 核酸 酵素, 52(1), p.68 - 69, 2007/01

フランスのルネ・デカルト大学のRadmanらのグループは、放射線を照射した後の放射線抵抗性細菌デイノコッカス・ラジオデュランスでは、非照射時に通常な複製を行っているときよりも急激なDNA合成が起こること,照射後に新しく合成されるDNA鎖はDNAの両鎖に分布すること,DNAポリメラーゼIをコードする${it polA}$遺伝子の欠損変異株ではDNA合成もDNA二重鎖切断修復も起こらないことを示し、これらの結果を説明するために${it polA}$依存性のESDSA(extended synthesis-dependent strand annealing;伸長合成依存的な鎖対合)モデルを提唱した。筆者は、上記論文を解説するとともに、このモデルの問題点をあげ、この分野の研究の将来展望を示した。

論文

モジュールにもとづくゲノム機能予測; 3Dキーノート

由良 敬; 郷 通子*

蛋白質 核酸 酵素, 47(8), p.1090 - 1096, 2002/06

全ゲノム配列が判明している生物種は70種を越えている。生物の全ゲノム配列がわかったことへの感激は急速に減り、もう普通のことになってしまった。ゲノム配列を決定する技術はここ数年ほどで格段に進んだが、ゲノムの中の情報を抽出する方法はどの程度進歩したのであろうか。4種類の塩基の羅列から生命活動における意味を抽出することができるようになって、われわれは初めてゲノムを「解読」したことになる。この重要な問題へのひとつのアプローチを紹介する。

論文

中性子による構造解析

新村 信雄*

蛋白質 核酸 酵素, 39(7), p.1283 - 1288, 1994/00

生体物質は構成元素の約半分が水素原子であり、生命現象の中で水素原子の果たす役割や生体物質と水の関わりは、大変重要なものである。しかし、X線回折法では、水素原子の位置決定は困難であるが、中性子回折法では、それが可能である。ミオグロビンのヘム鉄の分子状酸素周囲の水素結合の様子、BPTIの各アミノ酸残基の水素位置、トリプシンのチロシン残基のOHの立体配座、トリプシンの水和水の位置など、生理機能に重要な水素原子の位置が中性子回折法で得られている。また、日本においても中性子回折装置建設が進められている。

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